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シュガー社員とは? 採用で気をつけたいこと

「シュガー社員が会社を溶かす」というタイトルの本が発売されています。その本の中で紹介されている『シュガー社員』とは、例えば以下のような人たちです。

・繁忙期に残業させると社員の親からクレームが来る
・上司から叱られ、翌日その社員の母親が退職を告げに来る
・自分が仕事をできないのは会社のせいだと主張する
・常に仕事よりもプライベート優先

上記の例のように、シュガー社員とは砂糖のように自分自身に甘く、自立心や社会人としての自覚やモラルの著しく欠如した社員の事をそう呼ぶようです(著者の田北百樹子さんが「シュガー社員」の名付け親です)。

さて皆さんの会社には、上記に該当するような社員がいるでしょうか?

幸いにして、私の関わっている企業において上記のような極端にプロ意識の低い社員は存在しません。実際、シュガー社員に該当するほどの人は、社会問題視するほど多くはないのではないか、と感じています。

私が個人的に最近感じているのは、むしろ「いい子」が増えているように思います。「人当たりが良く、思いやりがあって、やさしい」という印象です。ところがその反面、「自分の意見を積極的に表現しようとしない、不満を抱えているがそれを解決しようとしない(我慢するor辞めてしまう)」という傾向があるような気がして、ちょっと気になっています。でもそういった(若手)社員であれば、研修や教育の過程で意識付けを行い問題解決能力を伸ばしてやることで、徐々にたくましくなっていきますから心配には及びません。
でもシュガー社員のような極端な例の場合には・・・。彼(彼女)らを育てるには、非常に労力と時間を要すると思われます。

では本題の「採用」に話を移しましょう。

シュガー社員と表現されるような学生(若者)を採用してしまうのは、人事担当者が『超甘党リクルーター』だからなのでしょうか(笑)。
入社後シュガー社員となってしまう人たちも採用面接の段階では、人事担当者の目には比較的「いい子」に映るのかもしれません。人事担当者は、その差を見抜く目を持つ必要があるわけですね。
もう少し具体的に言えば、学生(若者)に「困った問題に直面した時の対処の仕方」や「この会社で将来(例えば5年後、10年後に)自分がどんな仕事をしていたいか」などをよく聞いてみることで判断できるはずです。

甘いものはほどほどに・・・。
体(会社)に良くないですから。


企業説明会に学生を集めるには?

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